基地ログ!

旅するカッパのチャノマハウス。時々開店、河童バー。

反対しない。私の「賛成」を作る。

やだ!@口癖

 

 ロングセラーの絵本で「いやだいやだ」の本というのがあった。現状に満足できない、もしくは、どうしても我慢が出来ない状態になると「やだ!」とか「やだ、もー!」とか、口に出る。

ちょっと前までは、反対するのがクセであった私が、それを止めたのには理由がある。

 

 「反対」って、思ったら、その代わりになるものを自分で作っていくという姿勢がなければ、結局、ただの「やだ!」じゃないの?

 

 そう思って、自分の中で「やだ!」が発生したら、そのベクトルを、何かを作る方向へ修正するというクセをつけ始めてるところです。

 

 基地の町で生まれ育った私には、安保もアメリカも、ある意味、長いお付き合い。

アメリカには、もう23年。実際住んでみて、「アメリカ」という言葉を、アメリカを知らずに使うことによる危険性や、そのマイナスな部分も、十分、アメリカ人の家族を通じて知った。「アメリカ」だけではなく、国の名前を使う時って、ちょっと考えてみるといい。日本政府を「日本」って言われることを考えると、それ、よくわかると思う。多くの人が「国」を司る機関をその国の名前で呼ぶ。家の中に、「国」が二つ以上ある家庭が沢山あるアメリカにいると、家庭の中で、国を巡っての戦争なんて珍しくない。

 

 やっぱり、そろそろ、人類は、国家の幻想から解放されていいと思う。戦争が起こる一番の原因は、国があるからだもの。国家によって、支えられてるものを補う仕組み、今なら作れると思う。自分の住む世界、ボーダレスに、リミットなしに、想像してみる。自分の心がYES!と言える世界を描いてみる。いつになるかわからないけど、いつか来る。思い続ければ。

 

 そんな思考の体操を、日々、やってるこのごろです。