「キモい」のココロ
「キモい」という言葉を使ってみた。
気持ちいい青空の下、
南カリフォルニアでは、滅多に使わない日本語の俗語。
使ってみてわかったこと。
日本の若者には、「キモい」という言葉は、ほぼ地雷らしい。
(仮説A)
こんにちは!かっぱです!
南カリフォルニアのパームツリーの下、元気にブロガー@リハビリ中!です。
「キモいは、キツイですよー」
と、ここ一週間、クラウドファンディングの立ち上げを一緒にしていた若者が言う。
「僕、彼女作る時の条件が、『キモい』って僕のことを言わないことでしたもん」
パソコンオタクの彼にとって、そのオタクぶりをキモいと言われることは、
かなり辛かったらしい。
一時、LAでアニメイベントに関わっていた私としては、
オタクに囲まれて過ごしているのがフツーで
フツーに着ぐるみが家に同居してた頃。
半端なオタクの方がキモかったが、日本では事情が違うようだ。
ことは、去年の今頃にさかのぼる。
あ、これは幟(のぼり)
オンラインのあるコミュニティに入って、
どうにも気持ちが悪くなった。
すなわち、キモい、である。
【注意事項】
アメリカ在住暦25年余。日本語使ってても、フツウの日本人だと思ってはいけません。ストレートのもの言いは、英語を直訳しただけの翻訳語であって、遠まわしに「察しろ!」と強要する日本語ではありません。心の繊細な方は、これから先はお読みにならないことをオススメします。もし、この先を自己責任で読んで、心がくじけても、筆者は一切、責任を負いません。あしからず。
気持ち悪い=キモい。
日本語は難しい。
表現の仕方によっては、主語と目的語が明確でないので、
誰が何を気持ち悪いと思っているのかがはっきりしないことがある。
なので、「キモい」と思ったら、まず、
「誰」が
「何」を
「どういう理由」で、
キモいと思っているのか?
ということを明確にする。
この場合、「キモい」と言ったのは私なので、主語は「私」。
私が、このネットのコミュニティにいることで、「キモい」と思ったわけである。
それは、その環境にいることで起こったわけで、
「キモい」=居心地が悪い。
言いかえれば、そういう意味も込められると推測してみる。
(仮説B)
居心地であって、人とか、モノではない。
あくまでも、空気みたいな「場所」のキモさ。
入ってから、すぐに感じた、この「キモい」は
正確に言えば、
窓路腰衣~!
(まどろこしい、が自動変換しました)
言いたいこと、言いにくい、雰囲気。
疲れるわー。
何でしょー、これ。
仲良しクラブみたいな、
馴染めない人にとっては、入って行きにくい雰囲気。
しかも、年齢層、平均20代?
有料で、社会人と学生の月会費が倍くらい違うから
当然、社会人もいるかと思いきや、
モード、まるっきり、学生だし。
これ。
何か覚えがある。
子供が小さい時の、公園デビュー。
あれも、キモかった。
なんか、暗黙のルールみたいなのがあって、
それに従わないといけないという、
妙なプレッシャーがある。
「はっきり言って、あんた、こういう場所、合わないんじゃないの?」
(そのとおり!)
と、自分に突っ込みながらも
お金も払ってることだし、もう少し観察してみよー。
その空気を作ってるのは、そこにいる人間なのだよね。
キモいのココロの探求は続くのである。
☆写真は、何年ぶりかの雨の多い冬、庭においてる人工芝から生えてきた
キモいキノコみたいなもの。キモいものは、ドキドキさせてくれる。
「キモいは、キツイですよー!」と、「キモい」の地雷を恐れていたホークくん。
ここ2週間くらい、ほぼ毎日、オンラインミーティングをしています。
私が、このブロカレで見つけたのは、こういう才能ある、そして、未来を一緒に作っていけそうな若者達とのつながり。これは、小手先の技術を習うより、ずっと大きい。
彼らとの会話で、毎日、いろんな発見があります。
さて、そのホークくん、無事、彼女も見つかり、今度はクラウドファンディングに、相棒のガマちゃんと挑戦です!応援よろしく!現在、ロサンゼルス在住の人にも応援してもらえるリターンも追加しますよ! お楽しみに!