基地ログ!

旅するカッパのチャノマハウス。時々開店、河童バー。

シェアエコノミー症候群!日本のわけぇもの達 ①エアビの「るってぃ」

自由の女神も泣いている@トランプショック

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 さっき、LAに帰ってきたばかりなんすけど。

 帰ったら、アメリカがトランプ王国になってて。

 もうビックリするやら。何か嫌な予感が当たっちゃったなというか。   

 3週間の旅(長過ぎ。次からは二週間以内にしよう)

 最終日は、バンコクー上海-ロサンゼルスのフライトを終えたところに、

 いきなり、トランプが大統領になったショック。

 アメリカ、やばいわー。

 8年前に、オバマ大統領が選ばれた時は、

 アメリカ、すごいわー。

 ってね、黒人のコミュニティの映像見ながら、涙ぐんだものでしたが。

 

 世界って、激変するのねー。リーダー変わるだけで。(あまり変わらないのは日本だけ?)

 タイでは、私が出発する前に、国王様がお亡くなりになって、町が黒一色だったし。

 いたるところに、この方の写真が飾られておりました。

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 とりわけ、この写真が私は好きだったので、記念に、ここに貼っておきます。(あんまりこの記事とは関係ないけど)

 

 さて。

 ここで、周囲と一緒になって、これからのアメリカと世界を憂えてみるという選択もないことはない。なんせ、世紀の一大イベントだったのだし、そこに便乗するのも楽しいかもと思いつつ、いや、べつにそこで、自分が意見言ったって、他の人たちとそれほど変わることもないし、それは、大統領選を追い続けた人たちにお任せすることにして。

 それより、日本、タイ、上海と回ってきたホカホカのうちに、シェアしたいことを、書き留めることにしようっと。時差ぼけバリバリで、全然、眠気が来る気配もなし。こういう時に、書くネタとして選ぶのは、やっぱ、出会った人たちのことかな。出会えた感謝も込めて。ということで、続くかどうかはわからないけど、

 

シリーズ「日本のわけぇもの達」。

 

 今回も、出会った若者の多くは、閉塞感あふれると言われる日本の中で、それぞれ、一生懸命、何かに挑戦していて、その行動力は、やっぱ、どっか「バカ」じゃないと出来ないよね、って思う。バカになって、エイッてさ、一歩飛び出す勇気。そういうの見てると、自分も、もっとバカになろうって思えてくる。(え?それ以上なれないって?)そんで、最初は、「日本のバカモノ達」シリーズと書いた。

 

が、途中で変わって、「わけぇもの達」に。何でかっていうと、私が出会う若者達は、みーんな、なんらかの形で、シェアエコノミーに関わってるんだよね。で、その仕組みや、コンセプトを、誰よりも体や直感でわかってる。そんな気がする。だから、彼らの動きは、決して、自分だけが儲けるというのがモチベーションになってない。わける=シェアで、わけぇもの。ちょい、苦しいか。許せ。

 

そんなシェアエコノミー症候群のわけぇものシリーズ、やっぱりトップバッターは、この人。

 

るってぃ。本名、山口塁。

 

 日本では、Airbnb(こっちでは英語読みして、エアービーエンビー)を、「エアビ」と省略して言う人が多く、「何、それ?エアロビのお姉さんみたい」なので、私は、自分で話す時は使いません。でも、るってぃを枕詞つきで呼ぶには、「エアビのるってぃ」が便利。そのくらい、今、彼は、Airbnb業界で、だんだん名前が売れてきてて、もうあっちこっちで暴れてる模様。

 

 最近、発見した暴れている様子、その一。

 これ、ちょうど、私がタイに行ってきたばかりで、タイでゲストハウスしてる友達も使ってるサイトがアゴダだったので、アゴダのことを知らなかった私にはタイムリーな記事。ってことで、しっかり宣伝してるじゃんよぉ!にくいねー、あんちゃん。

 注:このチャラさは、本人に会ってもそのまんま。演出っぽくしてるけど、そのまんま。

 

 るってぃは、Airbnbのサイトを、知り合いと立ち上げ、Airbnbのブログを書いてる。私は、5年前に、Airbnbを始めて、なかなか日本で広がっていかないので、「海外のAirbnbの情報を日本語で紹介したり、仲介業するサイトとかがあればいいのに」と思っているところで、るってぃのやってるエアログというのを探し当てた。まだ、その時は、情報量も少なくて、るってぃのキャラも表に出てなかったけど、6月から参加した八木仁平くんという若いにーちゃんのやってる「ブログカレッジ」というのに入ってみたら、そこにるってぃがいた。

 

 「あ、あのサイトやってる子かも!」

 

 そのブログカレッジには、すでに、自分のブログを持っていて、プロブロガーを目指す若者もたくさんいて、初心者もたくさんいて、でも、見渡しても、私のようなオバハンはほとんどいなくて、発言していいものかどうか、どういうキャラでいけばいいのか、戸惑ううちに、日が過ぎていき、ほとんど幽霊状態の中で、るってぃと、あと数名のブロガーには、ちょっと繋がることが出来るかもと思いつつ、見ていたところ、るってぃが、ロサンゼルスで開催されるAirbnbのコンベンションに来ることがわかった。

 

 しかも、それ、クラウドファンディングで、資金集めてるし。笑

 やるじゃん、るってぃ。

 

 その前に、君、北海道の夕張かどっかに行って、7万円入った財布落としたのも、クラウドファンディングで、穴埋めしてたよね? ホント。名前をノリでつけられただけあって、ノリがいい。

 

 でもね、るってぃの偉いとこは、Airbnbとか、ブログをやってるだけあるなあと思うのだけど、それをね、ちゃんとシェアしてるとこなんだよ!

rutty07.com

 

そんなノリだけのようなるってぃだけど、会ってみたいなあって思ったのは、

彼の個人ブログのプロフィールを読んだ時。

 

これがなかなか読ませるんだなー。

rutty07.com

               ↑

        読む時間のある人は読んでね!

 

知ってる人は知ってるけど、私は、何故か昔からダンスに縁があって、ダンスを見るのが大好き!だから、このるってぃのブログの、ダンスの部分で、3回くらいもらい泣きしました、はい。

 

プロフィール、ごくストレートな表現。

こんなふうに、行動をしていくことが出来るのも、やっぱり、自分に正直なんだなと思う。自分のことを大切にしてないと、こういう行動ってなかなか出来ないから。

 

これ読んで、自分のブログも、プロフィールをちゃんと書かなくちゃなあと思って、まだ書いてないんだけど。(ダメじゃん!) 自分史アドバイザーという資格をいただいているのに、恥ずかしい話でございます。

 

小さい時の様子とか、お母さんとの会話とか、るってぃは、ホントにのびのび育ったんだね。 

当たり前のように、地方で育った男の子が、成長していく様子が読み取れて、いいんです。

るってぃの成長に従って、思考の流れや世界観が変わっていく。

それは、ダンスに対しての気持ちや行動もだし、ニューヨークのダンス留学から戻ってきて、日本で、Airbnbを始めてからも同じだ。

 

るってぃは、一緒にエアログを立ち上げた相棒Airbnbを楽しんでやりながら、いろんなことに関わり始める。

 

おっと、その前に、Airbnbって何って人も、多分いるかもなので、これも、エアログからの記事を参考にしてもらおう。

airlog.jp

 

 偏差値35の高校生じゃなくても、もしかしたら、トランプの支持者の中にも、わからない人、いっぱいいると思うよ~。

 

 大統領選、このるってぃの紹介記事と関係なさそうで、実は、ここにAirbnbが出てくるところから、ちょっと関連づけることが出来る。

 

 Airbnbは、11月から、Airbnbのホストに向けて、差別を撤廃しようという呼びかけをしている。それは、人種差別も含めてね。今回の大統領選で、焦点になったことのひとつが、移民の問題だったんだけど、Airbnbのスタンスって、中東やメキシコ人たちを差別するトランプとは、相反するものだったんだよね。

 

 実はるってぃ、明日からロサンゼルス入り!うちに二泊の予定です!

 るってぃと話してみたい人、ぜひ、連絡してください!

 Airbnbを始めたいとか、利用したいという人も!

 

 チャラそうだけど、根がまじめで、知らないとこで、いっぱい努力してるなあ、見習いたいとこがたくさんある、日本のわけぇもの!

 

 るってぃ、待ってるよー!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

瞑想ダンスと子泣き爺

感情は味わうためにある@恐怖の一日

 

 今日、Facebookと、LAの日本コミュニティのローカル情報サイト「びびなび」に、9月3日の自分史セミナーの告知を出した。なかなか手がつけられなくて、のびのびになっていたのを、エイヤッ!と片付けたので、「スッキリー!」のはずが、スッキリどころか。。。

 

コワイ!

 

 な、何が?

 

 突然、襲ってきた自分の感情に戸惑う、乙女のフリするアラフィフひとり。

 

 山口百恵が歌いだす。

 怖いわ、怖いわ、こわぁいわー♪

 さすが、出てくるフレーズが70年代。

 

 セミナーやること自体がコワイのかなぁ?それとも集客出来なかったらどうしようっていうコワサなのかなぁ?と考えながら、別の仕事のやり取りをネットでする。

 

 今日は、朝のベッドメイキング以外は、デスクワークという珍しい日。

 基本、肉体労働者の私には、最近、デスクワークを、如何に健全にこなすかが課題。

 

じっと座っていると、「コワイ」は、まるで子泣き爺のように、背中に張り付いて離れない。

 

 重いな、爺。

 

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 drawn by Shigeru Mizuki

 

 何がコワイのかわからないまま、日は沈む。

 

 今年の夏は、何故か短期のゲストが多く、ほぼフルタイムでAirbnbチャノマハウスの女将業の毎日。今日の最後のゲストがなかなか来ないので、チェックインのイストラクションだけメッセージで送って、雅代さんのダンスのクラスに行く。もちろん、子泣き爺も一緒である。

 

 レドンドビーチまで、PCHを車で10分。

 月曜日の夜、8時15分から、ハモサビーチで、雅代さんが教えるダンスクラス。今日は、雅代さんのダンス友達がインストラクター。でも、基本は一緒の踊る瞑想。とてもステキな場所で、リラックスして踊るには、最適のスタジオ。

 

 到着すると、雅代さんが、いつもの笑顔でハグしてくれる。子泣き爺は、この時は、少し身を潜める。

 まずは、横になって、静かに流れてくる音楽と一緒に、インストラクターの言葉に耳を傾けながら、自分の体の声にも、五感を澄ましてみる。ヨガもそうだけど、このインストラクターの英語を聞く練習って、とても勉強になるんだよ。耳障りのよい英語の単語と、催眠術のような言葉のセセラギ。

 

 だんだん、気分が瞑想モードになってきたところで、

 

 来たよ。

 

 ほら、こいつだ。

 

 ヒタヒタと、「怖い」が。

 

 (この時点で、コワイは、「恐い」じゃなくて、「怖い」と判明)

 

 気づかれないように、うつ伏せになって、子泣き爺を、レスリングのように、押さえ込む。

 「おい、何で、ここにいるんだよッ!」とか、心でつぶやきながら、この「怖い」感情を観察してみる。

 

 しばらく、黙って、観察していると、面白いことに気がついた。

 

 ねえ、この怖いって感情、久しぶりじゃない?

 

 そうそう、この感じ、しばらくなかったよねー?

 

 このジワジワと来る感じ、懐かしいかもぉ~。

 

 まるで、双子の姉妹が、心の観客席にいるみたいに、会話が続く。

 双子の姉妹は、淡い色のお揃いのワンピースを着て、私の中の「怖い」を観察している。 

 二人の腕の中には、フレーバーの違うポテトチップスが座っていて、時々、お互いのチップの袋に手を突っ込みあっている。今日の「感情劇場」の出来上がりである。

   (今度、時間のある時に、双子の姉妹、「コワイ」観察会のイラスト描こう)

 

 子泣き爺が、その双子に気がついて、肩越しに振り返る。

 双子の姉妹が、子泣き爺に、観客席から手を振っている。

 「久しぶり~」みたいな感じで。

 

 人生とは、それを感じる人間にとっては悲劇だが、

 考える人間にとっては、喜劇である。

 

 と、フランスのモラリスト、ラ・ブリュリエールが言ったそうな。

 小学生の頃から愛読していた名言集にも載っていた。

 

 こうして、感情を舞台に乗せて、観察者を作ると、人生は、かなり喜劇になる。

 私の場合、その劇場に登場する人物が、アニメや漫画のキャラクターになるところがミソであるが、彼らのおかげで、人生、かなり乗り越えられてきてる。

 

 今日は、子泣き爺なんだぁ~。

 

 ちょっと得した気分になっちゃうわ。

 

 いやーん、水木先生思い出しちゃう (涙)

 

 会いたかったわ、お亡くなりになる前に、水木センセ。

 

 心の劇場、二人だけの観客、双子の姉妹は、子泣き爺に萌えている。

 

 名言といえば、今日のHisty通信に、確か、恐怖についての名言があったような。。。

 

 今回、私がアドバイザー認定講座を受けるきっかけになった、自分史活用推進協議会の創設者の高橋さんがひっそり運営している「Histy」(ヒスティと読みます。音からしてひっそり感が漂う)の「Histy通信」。全く、私は利用していないのに、未だに解除せずに読んでいるのは、このメルマガのコンテンツである、今日の名言が、時々、目に留まるからである。

 

 あった。

 今日の名言に、こんなことが書いてあった。

 

 「恐怖と勇気がどんなに近くに共存しているかは、敵に向かって突進する者が一番よく知っているであろう。」ークリスティアン・モルゲンシュテルン(詩人・著作家)

 

 そうだ、これは挑戦する怖さなのだわ。

 

 コワイ、放置プレイ決定。

 

 怖がってる自分っていうのは、勇気のある証拠。

 

 そう考えると、これまでの人生で、この「コワイ」を随分味方につけてきた。

 

鉄と土と川と海と、ひたすら続く道の冒険。 

 小学生の時、ひとりで初めて汽車(国鉄時代。電車とは誰も呼ばなかった時代)に乗って大畠あたりまで行った。(初キセル!同じ切符で、改札出ずに、行って帰ってきた!)

 

 ドキドキ・・・ハラハラ・・・

 

 弟と、近所のあっこちゃんを連れて、岩国まで子供だけで出る。

 小学1年か2年の時。田舎の子にしては、上出来な冒険。

 が、間違って錦帯橋周りに乗ってしまい、計算していた運賃よりずっと高くついた。

 お姉ちゃん、バス代足りないかもしれなくて、ハラハラの巻だった。

 

 藤仙峡へ、近所の聖子とヒロくんと登る。

 この間、40年ぶりくらいに聖子に会ったら、あの日、実は捜索願いが出されていたという。うちの親は全然心配してなかったと記憶する。帰り道、にわか雨が降ってきて、基地の外人が登ってきて、叫びながら逃げた。何故、逃げる?笑

 

 道は未知。そして無限に続く。と信じて走り出した頃。

 大島まで自転車でひとりで行く。途中でパンクしたり、迷子になったらどうするんだ!と考えたかどうかは不明だが、海があるから大丈夫!と、自転車をひたすら漕いだ。

 

 山は深い。どこまでも深い。道がない分、もっと深いを知る。

 裏山の頂上近くまで登る。尾根を初めて歩く。この時は、兄ちゃんたちと一緒だったかもしれないが、多分、冒険好きは、この小さい頃の山歩きに源がある。

 

 という、田舎の子らしい小学生の冒険時代の後、中学からは、

 

 米軍基地に、兵隊をひっかけて入る。世界への扉。

 5月5日のフレンドシップデー以外に、基地に入ろうと思うと、米軍の兵隊と仲良くなり、中に入るという手があった。後に、米軍のランクによって、ゲートでの手続きがいらないということも発覚し、兵隊を見分けることを覚える。911や最近のテロの後では、すでに通用しない手である。ちなみに、県外や市外から兵隊目当てに来る女の子たちと違い、私は、基地に入ることだけが目的だったので、自分を女の子だと思っていなかったこの時代、勘違いした兵隊に、残念な思いをさせたことも何度かあった。

 が、この時代に、英語に対する壁がなくなっていったのは確かだ。ある日、よく遊んでいた兵隊二人が、私のジョークで笑っている時に言った。

 「日本の女の子と一緒にいる時、つたない日本語と英語で何とか笑わせようとするのは、俺らの方なのに、ヒロミといると、俺らが笑ってる。変だ、こいつ!」と言われたことで調子に乗って、しゃべるようになった。

 

 夜の川下(米軍基地の周辺)の酒場に出入りする。店の人と仲良くなる。どこでもドア。

 ある日、中学のセーラー服で、飲み屋のカウンターに座っている自分を発見する。

 

 傷痍兵の車椅子のおじちゃんと仲良くなる。学校の外の面白さ。

 

  

 

 この辺でも、「コワイ」はあった。未知との遭遇は、いつも危険な匂いがする。

 

 言葉が道を作る。

 英語を話すのも、そのひとつだったかも。

 黒人とか、人種の違う人たちと話すことも「コワイ」ことだった。

 でも、そのコワイは、経験を通して越えるべき「コワイ」だということを、

 多分、度重なるコワイ経験の中で知った。コワイを理由に避けて通ってはいけない。

 

 その後も、イベントやったり、いろんなことをして、思い切り失敗したりもして、

 過去の失敗からの「コワイ」の記憶のせいで、挑戦することが出来なくなったこともある。

 

 今だって、まだまだ自分にブレーキかけてることがあるに違いない。

 

 今回、この自分史セミナーをやると決めたことで、この「コワイ」感覚、

 思い出せてよかった。

 

 さて、感情劇場が妄想モードで展開する中、スタジオは 

 

 踊る瞑想の音楽は、だんだん、激しくなっていく。

 

 いつの間にか、私は、子泣き爺を振り落とし、隠れている子泣き爺を引っ張り出し、

 「コワイ」と一緒にフロアを飛び跳ねる。

 

 ああ、コワイ。本当にコワイ。

 久しぶりに会えてよかった。

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これ、高野文子さんの「おともだち」からですが、このバージョンで、子泣き爺を描きたいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

今日もバカでよかったと思って床につく。

 賢く生きようとすることに、飽きてしまった人たちにとっては、人生は天国に近い。

自分が今日もバカな奴だったことを、祝いながら床につく愉快さ。

明日も、バカな一日でありますように。

 

一日の鮮度~ブログはその日のうちに書こう!

「毎日が日曜日、か」

城山三郎のベストセラーのタイトルが、ポッと口をついて出たのは、月曜日なのに、何だか日曜日みたいな気持ちになったから。その原因が、連れ合いが、バケーション取って家にいるからだと気づいたのは、一通り、今日のイベントが済んで、家に辿り着いた時だった。

 

相変わらず、午前中は10時くらいまで曇りのおかげで、庭の仕事がやりやすい。

本日は月曜日。日曜日みたいだけど。

我が家で初めて実を結んだゴーヤが、突然!ハロウィンのかぼちゃの如く、細面のお化け顔になって、赤い口を開けていた。FBに載せたら、物知りなコナガヤ兄さんが、「赤いとこも食べれる」と教えてくれた。ありがとう、コナガヤ兄さん。

 

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KOGIトラックが来る金曜日から手をつけてしまった、パッションフルーツのツルをほどく作業が難航していて、途中までほどいたものの、それを棚に巻きつかせるのに、針金入りのバンドがなくなったので、隣りの園芸店に買いに行く。裏口から入っていくと、ツルもののフルーツが目につき、パシャパシャと写真を撮るのに夢中になる。この紫のも食べられるらしい。

 

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 隣りの園芸店に、目指すモノはなかった。今度、ダイソーに行って探そう。

 

代わりの緑のテープを買って帰る。パッションフルーツと格闘すること1時間。埒開かず。

 

12時半から、友達から頼まれてモニターになる約束をした脱毛ワックスのアポに向かう。サンタモニカまで30分。週末だから楽勝で、ちょっと早めについたので、以前、寿司のフードトラックで行ってたYahoo!前の道を通っていく。前は、14-5台止まっていたが、今は、道の半分が公示中で、半分もいなかった。時代は変わる。でも、工事中のビルが出来たら、またトラックは戻って来れるのだろうか?要チェック。

 

目的地のサロンは、グリコのポッキーの卸をしていた頃に、時々立ち寄っていたお店の近くにあった。その店は、もうなくなっていたが、代わりに、東欧のマーケットになってた。レアな品揃えである。今度、ゆっくり来よう。

 

今日のメインイベントのワックス。

紹介してくれたJちゃんが、LINEにグループを作って、モニター希望の人たちと日時を決めたり、質問を受け付けてたりしてたのだけど、いちいちフォローしてなくて、やっと自分のアポの日を決めた時に、「今回、オマタが中心なんだけど、大丈夫?」って言われて、一瞬、「え?」

 

あーーー、そういうことか。躊躇したけど、新しい体験が三度の飯より好きな私は、NOと言えないジャパニーズ。

 

結果、やってもらったMさんに、ずーーっと施術中にインタビューし続けたのであった。

とっても新鮮な体験でした。(恥)この件は、改めて「オマタワックスの日本上陸の可能性と、アートメイクの行方」とでも題して書きたい。なかなかマーケティング的には、深いテーマですよん。

 

下半身スッキリで、サロンを出て、次の目的地のソーテルに行こうと車を停めたところまで歩いていく途中で、目に留まった新しい店。「ん?CZEN?自然?日本人がオーナー?」。。。。と思ったのは、間違いで、「@ZEN」というか、ただのZENというインテリアの店に入る。オーナーは、ヨーロピアンで、NYからLAに移転して一年だという。インドとインドネシアが輸入元。高いなと思うものもあるけど、他のハイエンドな店と比べると、この手のものにしては安い。アルファベット、買っちゃった。今度、チャノマハウスのテーブル作りを頼んでいるティムも連れてこよう。イメージ伝えやすいかも。ちなみに、写真の椅子は、一脚$80。これは高い。

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オマタのアポをすっかり忘れてて、同じ時間にミーティングしようね~と言ってたレスリーと、うまく時間の都合がついて、ランチは、ソーテル。実は初「辻田」。お約束のツケメン食べる。1週間前から一日5食ダイエットをしてきたため、この量は多すぎ。半分、お持ち帰り。味は、うーん、まあ、ダイエットしてる人には、コメントする資格はないだろうなという味でした。どんなや?

 

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この後、バルコニーで、ミーティングの詰め。エチオピアのコーヒーをいただく。

共通の話題が沢山あって、いとおかし。

 

そのミーティングの途中に、ダイエットコーチのミカちゃんからテキスト入って

「夕方、マンハッタンビーチにウォーキング行きませんか?」とのお誘い。

初めての体験には、Noと言えないジャパニーズになる私は、「はーい!」と答える。

週末のイベント続きで、ジムに行けなかったし、今日は、オマタのために、水泳禁止なので、ジムに行っても、シャワーとストレッチくらいだなと思っていたので、グッドタイミング。

 

ソーテルから、ナショナルで405に乗り、あまりに混んでたので、Jeffersonで降りて、下道で、ぷライヤデルレイ経由で、海を見ながら、家に帰る。グランドで左折して、あとはまっすぐ。

 

何で、今日は、一日のことをダラダラと書いているかというと、この行程の中で、自分が何を考えていたかを思い出すためなんですわ。

 

今までブログを人に読んでもらうために書こうとしてたけど、私の一番の目的は、自分が読むことだということに、今日、やっと気がついたので。

 

なんせ、私の一日は、とても長くて、多分、沢山のことを毎日のようにしていて、それがひとつの分野に限られていないので、それを記しておくことで、あとから思い出せる、、、かも知れないという、ささやかな希望を抱きつつ。そのうち、書き方も決まってくるでしょう。

 

家に帰ると、Airbnbで貸している部屋5部屋、一斉にチェックアウト、一斉にチェックインで、この日に、タイミングよく休みを取ってくれていた旦那様が、全室ベッドメイキングしてくれてて、「お休みのところ、大変申し訳ありません」状態にも関わらず、辻田のお持ち帰りツケメンだけ置いて、またとっとと外出しようとする妻に、オリンピック中継をしてくださる。25年もアメリカに住んでいると、オリンピックも、両方の国を応援するようになるもんですが、ミスが続く男子体操のアメリカチームを見せられるより、日本、見せて欲しいよねー、って、今日は口には出しませんでした。

 

マンハッタンビーチを歩くのは久しぶり。ミカちゃんと、ハモサビーチまで、ジョギングロードをおしゃべりしながら歩いて、気持ちよし。心地よい風、夕暮れの海、豪邸の立ち並ぶ海沿いの通り。これなら週3日くらい、歩くのも悪くないね。

 

ジムに行って、軽くシャワーを浴びて、サウナ入って、一旦家に戻って、ゲストのチェックイン状況を確認。それから、ハモサビーチのハーモニーヨガで、ファイブダンスを教えている雅代さんとこにチラシをピックアップに。初めて見るハーモニーヨガのスタジオもなかなかよい空間でした。

 

帰りに、間違って、海の方に降りてしまったら、目の前に、巨大なシャボン玉。風が吹いてくる方向に目を向けると、路地で、その大きなシャボン玉を作ってる人が!

 

思わず、Uターンして車を停める。

 

一日の終わりに、こんな光景に出会えるなんて、ラッキー!

 

実は、これからが大変で、家に帰って、3人のゲストを夜中まで待つという事態が待ってたわけで。寝るタイミング逃して、これ、書いてる。

 

あ、もう2時半。おやすみなさい。

 

 

 

 

 

 

広告の裏のオキテ!40年前の落書きがAirbnbになるヒミツ

朝4時起床!@今日はブロガソン!

 

 「それ、何?」 と思ったお友達の皆さん。

 

 かっぱ、ただいま、八木仁平(やぎじんぺい)さんという、若いお兄ちゃんの主宰するブログカレッジ(略称ブロカレ)というオンラインのサロンに参加中。「若いお兄ちゃん」なんてボキャブラリーを使うようになったとこが、正におばさんですが、近年、FBをやっと使い出した故郷の同級生を意識して書いていると、こういうボキャブラリーが出てきてしまう。笑 でも、ホントに、おにいちゃんって感じの好青年です。会ったことはないけど。w 

 

 そのブロカレ恒例のブログ書きまくる3時間!というイベント、ブロガソン。

 

 ......と言っても、昨日、Netflexのお気に入りドラマ「Orange is the new black」を観た後、iPhoneの充電を忘れて、目覚ましをかけずに寝落ちして、気がつくと4時!

しばらく、時計を眺めて、「まだ4時かぁ」 え?4時?ヤベッ!今日はブロガソンじゃん!

飛び起きて、まずはブログ一本目!

 

今日のブロガソン、ワタクシ、かっぱの目標は、「溜まった下書きを整理する!」

このFLAT CHANOMAのブログの下書きには、今、6つくらいの記事が書きかけのままあって、その一番古いのが、この「広告の裏のオキテ」。

 

 私がAirbnbの宿として経営しているチャノマハウス。この、Airbnbをするために4年前に見つけた家を、ある日、ボーっと眺めていてハッとした。

 「これ、広告の裏じゃん」

 

 山口県の岩国という田舎な小都市の駅から2つ目の藤生(ふじゅう)というJRの駅のある町で私は育った。当時は、まだJRではなく、国鉄だったと言えば、どのくらい昔か想像がつくと思う。

実家は美容院をしていて、その隣りが文房具屋で、文房具屋の一回り年上のお姉ちゃん、くーちゃんは、ちょい前、世界中で、氷水をかぶって、ファンドレージングしていた、あの病気で、歩けなかった。幸い、病気の進行は、くーちゃんがティーンエイジャーを過ぎるころに止まったので、首から上と、簡単なクラフトをするくらいの手の自由は利いた。小学生の頃の私は、学校から帰ると、くーちゃんが店番をする文房具屋へ行き、一緒に掘りごたつに入って、絵を描いたり、彼女と一緒にリボンフラワーを作ったりして遊んでいたのだけど、思えば、あの頃が、「夢見るひろみちゃん」全盛期だったかもしれない。

 

 「ひろみちゃん」は、裏の白い広告に、「将来住む家」を描くのが大好きだった。

うちの実家は、元は、大きな呉服屋だったらしいが、戦後、商売を畳んで、その家を兄妹で半分に分けた。大きな家の真ん中に、壁を作っちゃったのだ。変な家である。自分の部屋もちゃんとあって、別に不満はなかったが、いつか「素敵なお家」に住みたいと、母が経営する美容院においてあるアンアンnon-noを見ながら、思いを募らせていたのは間違いない。

 

広告の裏の家の絵は、素敵さよりも、広くて、いろんな人が出入りして、その一角には、くーちゃんが作るクラフトのお店がある。「K」という名前のお店だ。で、何故か、二階には、ドラムが置いてある部屋がある。

歩けないくーちゃんのために、エレベーターもついている。

 

 その一枚の絵だけは、ずっと頭の片隅にあった。

 40年後、その絵が、目の前に現れるとは。しかもロサンゼルス。

 

 「思考は現実化する」というオキテ、これ、実際に自分が体験してみると、そのホントになった時の感覚や、元になった思考と現実が繋がっていく過程、その時の感情がセットになって、自分の記憶の中に積み重なっていく。そのパターンが、いわゆる成功するパターンを作っていくんだなあと思う。

 

 だから、別のパターンもまた起こる。被害者意識の人たちは、いつまでも被害者でい続けることになるし、正義を振りかざす人たちには、常に悪者が必要になる。思考が現実を作るって、そういうことなんだよね、多分。

 

 オキテを信じるものは、オキテに従い、次のステップに進む。

  

www.youtube.com

 

昨日の夜観たオレンジ、シーズン4、更にディープな展開で、面白い。

で、昨日、このブロカレに参加しているひとりのブロガーの書いた「やりたいこと100リスト」に便乗してアップした自分の「100才までの100の仕事」リストで、「アクターになる」と私は書いた。

おかげで、オレンジ見ながら、「ここに自分が入るとしたら、どういう役で入るかなあ」と考えてる自分がいる。そう思ってみると、ますます、このキャスティング、それぞれの女優さんたち、すごいなあって見えてくるんだよね~。ホント、すごい。このビデオの後に、普段着の彼女たちがステージに座って、インタビューを受けてる映像が流れてきたのだけど、それを見てると、更に、俳優という職業、役を作るという仕事がどんなことなのかが見えてくる。

 

え?どうしてアクターになりたいのかって?

なれる可能性、挑戦する楽しみがあるもの、それもハリウッドがこんなに近くにあるのに、やらない手はないでしょ?

私の周りには、50歳から俳優になった人たち、エキストラをバイトでやってて、テレビの人気番組にレギュラーで出るようになった友達が何人かいる。日本人だよ。フードトラックの仕事で、ハリウッドのスタジオや撮影現場に行くこともよくあった。

 

描けば、それは実現する。だんだん本物が近くに現れるようになる。

 

広告の裏のオキテは、そういうことなんだよ、きっと。「夢見るひろみちゃん」は、誰の子供の頃にも存在していて、その夢のカケラさえ、思い出せば、何でも出来る。

 

チャノマハウスは、今日も満室。ブロガソン終わったら、宿の女将に戻って、部屋の準備。あ、洗濯機、壊れてた!朝からコインランドリーだわ、今日。

 

で、2時間かかったブログ一本目!@ブロガソン、あと40分。