基地ログ!

旅するカッパのチャノマハウス。時々開店、河童バー。

【Mixi掘り起こし日記】LOOK UP !セカイカメラツアー頓知ツアー@SFO

今、プロフィールをまとめるために、自分史を書いてる。

ちょうど今、上の娘の誕生について書き始めた。

Mixiで一度、書いたことがあって、それを探してたら、

いろんな記事が出てくる。

これは、やはりMixiで知り合ったセカイカメラの井口さんと

初めてオフラインで会った時のことを書いたポスト。

あれから、もう10年近く経つ。彼の活躍はご存知の通り。

 

 

2008年10月8日

 

 帰着ぅ~!@SFO-LAX

  とっても楽しい旅でした。いろんな意味で。

  バージンアメリカも、初体験。
  やっぱ、かっこいい。
  伝説のフライトプロジェクトのイメージが膨らむ。

  SFOに降り立って、気づく。

  「そういや、しばらく使ってなかった、ここ」
 
  すっかり新しくなったSFOをあちこち歩き回る。
  何年か前、まだ改装中の時、ここにあるミュージアムショッ
  プで、奈良くんの本を見つけて何かうれしくなったのを思
  い出した。そのショップ、今でも日本のモノが結構ある。

  今回の旅の主役が到着するまでの2時間、空港でしっかり
  おのぼりさんをした。
  
  主役は、まだ見ぬマイミクさん。
  スカイプで交信したこともあるし、YOUTUBEに出てるプレ
  ゼンなどの動画で、見逃すことはない。(と思ってたのに、
  実は、彼の前に出てきた人に、声をかけてしまったー笑)
  
  シリコンバレーを、電車とタクシーで回るという暴挙を止め
  るために、そのタクシーの代わりに、ドライバーを申し出た
  この3日間。ま、それだけではなく、今回の渡米が、私が紹
  介した応援団&エンジェルのM氏に会うという目的だったと
  いうのもある。

  「何かアポ、僕だけみたい(笑)」
  「え?マジですか?ちょっと誰か探さないと(汗)」
  「うん、今ね、いろいろお願いしてるとこ」

  紹介したM氏のサンフランシスコ出張に合わせてくるという
  Mr.トンチのために、応援団M氏が、シリコンバレー関係者
  に、

  「セカイを変えるMr.トンチです!」

  と、セカイカメラのデモと、プレゼンの動画をメールした。
  次々に、レスが来て、名だたる方々とのアポが決まった。
  (そのすごさが全然わからない私は、今回、完璧ドライバー
   でしたがー笑)

  セカイカメラのことを知って、メールしてきたシリコンバレー
  在住の発明家さんつながりで、グーグルの天才R氏にも会う。

  VCの人とか、エンジニアとか、ちょっと普段は関わることの
  ない人達、こんな機会でもないと会えない。

  脳の使ってなかったところに、ちょっと皺が増えたかも。

  でも、何せ今回は、ドライバー&時々通訳。
  半分、観光ドライブ気分で、秋の風が気持ちいい、久々のサン
  フランシスコを運転。覚えてたはずの地理を、記憶の底から
  呼び戻すのに、今回は随分時間がかかってしまった。

  それでも、サンフランシスコは楽しい。

  「あ、ここ、こんなのが出来てる」
  「ジャパンタウン、こっちに広がってるんだぁ」
  「こんな店、絶対ロスにはないよねー」

  道に迷いながらも、楽しんだ。

  助手席に座るMr.トンチはそれどころではない。
  この3日間、彼のテンションは、ずっと張ってた。
  リラックスする場面でも、リラックスできない様子だ。

  (汗)ったり、 緊張したり、興奮したり、がっくりしたり、怒ったり。

  会う人、会う人、その道では名の通った人ばかり。
  アメリカという異国の地。英語でのプレゼン。VCとの交渉・・・

  「運転、大丈夫ですか?疲れてませんか?」

  と、時々、お気遣いいただいたが、精神的な労働がないので、
  こっちは全然平気。(元が図太い?-笑)

  最後のアポが終わって、Mr.トンチの宿のあるダウンタウンへ
  帰る途中、ダウンタウンを一望できるフリーウエイから、Mr.ト
  ンチがつぶやいた。

  「サンフランシスコって都会なんですねー」

  立ち並んだビルの夜景。
  
  こんなにいろいろ回ってたのに、Mr.トンチには、周りを眺めて
  いる余裕もなかったらしい。助手席でも、ずっとメールをチェック
  したり、iPhoneをいじってたりしてた。

  Mr.トンチの9月に行われたテッククランチの彼のプレゼンの中
  には、「LOOK UP!DON’T LOOK DOWN」という言葉が
  繰り返し使われる。

  「ずっとLOOK DOWNだったね(^^)」

  景色を楽しむ余裕はなかったけど、この3日間、Mr.トンチが、
  セカイをLOOK UPして、新たなセカイへ旅立つ決意をしたの
  は確かだ。

  助手席で、LOOK DOWNばかりしてたMr.トンチをホテルに
  送り届けた後、サンフランシスコの町を、あてもなく、1時間ほど
  ドライブした。

  ロスと違って、市内の交通の便のよいこの街では、夜遅くにな
  っても人通りがある。

  人のぬくもりを感じる街を車でめぐる。

  チャイナタウン、金融街、港、ジャイアンツスタジアム・・・
  
  こうやって、いろんな場所に行き、いろんな人に会い、自分の目
  で確かめるという、ただそれだけの行為が、未だに楽しい。

  この4日間、インターネットには全くアクセスしなかった。
  
  LOOK UP。

  セカイはまだまだ広くて、エキサイティングだ。